「毎月の支出を減らしたいけれど、何から始めればいいかわからない」そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、ノーマネーデー(NMD)です。1円も支出しない日を意識的に作ることで、無理なく貯金を増やせる新しい節約方法として注目されています。ノーマネーデーの基本から実践方法まで詳しく解説します。
ノーマネーデーとは何か?

「NMD」というアルファベット3文字をご存知でしょうか。「No Money Day」の略語で、1円もお金を使わない日を指します。
現金だけでなく、クレジットカード決済、電子マネー決済、ポイント利用など、あらゆる支払い方法が対象となります。ただし、家賃や通信費といった固定費は除外されます。ノーマネーデー(NMD)の回数が増えれば増えるほど、貯金額も自然に増えていくシンプルな節約方法です。
不要な買い物を控え、手持ちの物でシンプルな生活を送ろうという考え方の浸透によって、ノーマネーデーというスタイルになりました。
ノーマネーデーを楽しく過ごすポイント
支出せずにNMDを楽しむ方法は数多く存在します。何気なく出費していたお金を削減していきましょう。NMDを楽しく過ごすテクニックをご紹介します!
自宅にある物で楽しむ
たとえば、カフェでコーヒーを飲むと1杯500円ほどかかりますが、家でお気に入りのマグカップにインスタントコーヒーやドリップコーヒーを淹れれば、数十円でカフェ気分を楽しめます。お菓子や音楽を用意すれば、ちょっとした「おうちカフェ」になります。
外で英会話教室に通うと月に数千円から1万円ほどかかりますが、YouTubeや無料アプリを使えば、英語のリスニングやスピーキング練習が家でできます。
私も以前は24時間ジムに通っていましたが、YouTubeのストレッチと近所のウォーキングに変更しました!
食事は手作り、飲み物は水筒を持参する
毎日外食を続けると、あっという間に大きな支出となります。昼食を手作り弁当にしたり、お茶を水筒に入れて持参したりすれば、外食費を削減できます。旦那さんはお昼ご飯を買ってましたが、お昼ご飯は冷凍弁当にしました。
水筒は気分が上がるように自分のお気に入りのタンブラーを買いました。公園に行く時や家でも気に入ってタンブラーを使っています。
効果を実感しながら、節約を続けよう
節約は効果が出ていることを実感できないとなかなか続きません。ここで紹介した節約方法を実践してみて、その効果を知るために「家計簿」をつけることをおすすめします。
カレンダーにノーマネーデーの日はかわいいシールを貼るのがシンプルで続けやすいです。
ノーマネーデーの日を増やす
安価な商品を購入して節約するのではなく、購入自体を控えることで確実に節約できます。買い物の頻度は週に1回程度に抑えましょう。生鮮食品については必要に応じて購入し、スーパーマーケットへの立ち寄りは極力避けます。
ノーマネーデーの仕組みは「シンプルでゲーム感覚で取り組める」と言われています。
土日は外食を楽しんだり、まとめ買いした食材で自炊するようにします。このような工夫により、週3〜4日のノーマネーデーを実現できます。実際に試してみると、「本日は1円も支出していない」という認識が達成感を生み、継続への意欲を高めてくれます。

私は自分で家計簿を作ってノーマネーデーを楽しんでいます!
ノーマネーデーの5つの効果

① お金の使い方を見直せる
- つい習慣で買っていたものに気づける
- 「本当に必要か?」と立ち止まるきっかけになる
・毎日のコンビニスイーツ
・なんとなくのネットショッピング 不要と気づくことも
② ムダ遣いが減る
- 「今日はお金を使わない」と決めるだけで、ムダな出費が激減
- 月に数回実行するだけでも大きな節約につながる
③ 創意工夫する力がつく
- 家にあるもので代用するアイデアが浮かぶ
- 物を大切に使う意識が高まる
④ 心が豊かになる
- 買い物やお金に振り回されない生活の心地よさを知る
- 家での時間を工夫して楽しむことで幸福度が上がる
⑤ 家計管理の意識が高まる
- 何にお金を使いたいか」の優先順位が明確になる
- 節約だけでなく、貯蓄や投資の意欲にもつながる
まとめ
ノーマネーデー(NMD)は、1円も支出しない日を作る新しい節約方法です。週4日のノーマネーデーを実現することで、確実に貯金額を増やせます。手作り弁当や水筒の持参、自宅での食事準備など、身近な工夫から始められます。シンプルでゲーム感覚で取り組めるため、無理なく継続できるでしょう。ノーマネーデーを活用して、楽しみながら貯金を増やしていきましょう。